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「よーし終わったし遊びにいきますか!」
「そうだな!
あいつらにも声かけるか!」
そう言うと大樹が
「クラスのやろーども!
今日暇なやつはいるか!!」
と言い出した
(ってクラス全員かよ!)
そう思ったが俺は黙認した。
すると周りから
「ごめーん今日は無理だわー」
「今日はこいつらとカラオケの予約とっちゃったからなー」
「今日はバイトなんだよー」
「明日ならよかったのにー!」
そう言ってクラスのやつらも乗ってきた。
まぁ結局クラス全員に声をかけたが今日これたのは、俺らを含めて五人だった。
「いやーまたお前らかよー」
「確かにいつも通りだな、、、」
そう大樹と俺は同意した。
すると、
「なにさー私らじゃ不満かこのやろー!」
「いや不満じゃないけどねぇー?」
「明らかに不満があるんじゃねーか!」
「二人とも喧嘩はやめようよー」
「そうだよー毎度毎度のように喧嘩しないでー外なんだから恥ずかしいよ!」
そう俺たち以外に参加したのは、俺らとよく時間が合う女子3人組だった。
大樹に喧嘩を吹っ掛けてるのが林田恵美(はやしだえみ)
最初に止めに言ったのが神谷由利(かみやゆり)
次に止めに言ったのが清水栞(しみずしおり)だ。
「それにしたってよ大樹いく場所決めてんのか?」
と聞くと大樹は
「馬鹿野郎だな新!決めたら俺たちの遊びじゃねーだろ!」
「いやそうかもしれないけどもう少し計画性を持って誘ってほしいわ」
「無駄だって栞こいつは馬鹿だからなに言ったって無駄だよ、、、」
「恵美ちゃんって大樹君に厳しいね、、、」
「由利珍しく同意できるわーそれ」
「新君もわかってくれるの??」
「おう!というよりは全員大樹には厳しいな」
と二人で笑っていたら少し離れたところで恵美と栞が
「恵美の姉御!あの二人あれで付き合ってないんですぜ?」
「あいつらどうしたいんだろうな?」
と小声で話しているところに大樹が
「なに話してるんだ?」
「バカにはわかんないことだよバカには!」
「おいこら恵美!なんで二回言った!」
「バカは否定しないんだね、、、」
「お、栞いいとこつくねー!」
「うるせーよ!お前ら!」
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