プロローグ

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「てことでとりあえずはゲーセンにきたぜ!」 「大樹の突発的な考えは毎度ゲーセンだなー」 「なんだよー文句でもあるのか新よ?」 「いや文句はないけどほら?女子が楽しいのかなーと思ってさ?」 といいなが女子の方を向くと 「わー新君はどっかのバカと違って優しいなー(棒読み)」 「そうだねー恵美バカとは違うねー そう思うでしょ由利?(棒読み)」 「え、あ!わ、私もそうだと思うよ!」 由利がそう言うと大樹が 「そ、そんなーあの優しい由利にもそんなこと言われるなんて、、、」 「はぁ?何をいってるんだ大樹? ってそういうことねー」 「え??ど、どういうこと??」 と由利が戸惑っていると颯爽と栞が 「わー由利は大樹のことをバカだとみとめたー!」 ここぞとばかりに乗っかっていき 「そうだね栞!由利って案外怖い子だねー 」 すると大樹が 「なんだよお前ら!人のことバカって言って!新だってバカだろ!」 (はぁ??) と思いつつも 「おい大樹!友達を売るとは何てひどい!」 「何をいってるんだ?これは巻き添えだ!」 「なお悪いわ!」 何て軽い口喧嘩をしていると慌てた表情で 「み、みんな喧嘩はよくないよ!」 と由利が言ってきた。 そんなこんなで外は暗くなり、解散することになった。 「女子たち安全に帰れるの??」 と俺が聞くと 「なに言ってんの?あの分かれ道からみんな5分もかかんないんだし大丈夫でしょ?」 「恵美ちゃんのいう通りだよ!」 「由利も私も恵美が守ってくれるし、最後にぼっちになるのは大樹だし大丈夫でしょ?」 「あー大樹ならどうなってもいいか!」 なんて乗って言うと 「それはないぜー新!」 と大樹がいうと全員が声を合わせて 「「いや事実でしょ?」」 なんて言ってみたら若干大樹がショックを受けていた。 それをみんなで笑いながら分かれ道まであるいた。 「それじゃまた明日な!」 そう言って俺は最初に別れた。 (こんな平凡だけど楽しい日常が続くっていいなー) なんて思いながら家まであるいた。 それなのに夏休みにあんな体験をするなんて、、、
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