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「とりあえず俺は帰るわ」
「なんでだよーこれから遊ぼうぜー!」
「いやお前用事があるんだろ?」
「あ!そうだったじゃあな!」
(まったく騒がしいやつだ)
そう思いながら新は大樹に手を振った。
大樹と別れたあと会計へと向かった。
「はぁ、、結構並んでるな、、、
違うものでも見に行くか。」
「そうだ小説でも見てみるか。」
新は小説のおいてある棚へと向かった。
「最近読んでなかったし何かいいものでもあるかなー」
「おっ!これとか良さそうだな。」
新はある本を手にとった。
本のタイトルは
『シャーロックホームズ』
「これって映画とかにもなるすごいやつだよなー」
新は本を開きだした。
軽く読んでみて、
(だめだ文字ばかりでさっぱりだ)
そう確信して本棚に黙って戻した。
他の面白そうなものを探してみると、古そうな本が目に止まった。
手にとってみると、この本にはタイトルがなかった。
(なんだこれ?とりあえず読んでみるか。)
そう思いながら開いてみると、文が書いてあった。軽く読んでみてみるとどんどん引き込まれていく。まるでその人の周りで起こっていることをそのまま書いてるかのように書かれた本だ。
(へーこんな本もあるんだなー)
買おうか迷った時、裏を見てみるとバーコードがなかった。
「すいませーんこの本いくらですか?」
そう新が聞くと店員は
「この本ですか?」
「すいませんこの本は該当になくてもしかしたら店長の私物かもしれません
申し訳ございません。」
「そうですか。わかりました。」
店員に本を渡した。
そのまま持っていた自分が買おうとしていた漫画の会計をしてもらい本屋を後にした。
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