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衝撃を受けて固まっていると、キッチンの方から鍋の吹き零れる音が聞こえた。
「やべっ!!」
慌ててガス台に駆け付ける。
ひとまず一通り片付けたので、料理に集中する事にした。
しばらくすると、浴室のドアが開き、幸人が出て来た。
その姿は濡れた髪にパンツ一丁で首からタオルを下げているという物だった。
濡れた髪をした彼の姿がやけにセクシーで、ドキリとした。
「おー、いい匂い。」
まだ半分眠そうな様子で、俺の料理する手元を覗き込んだ後、彼は部屋の方に行った。
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