地球と宇宙とラブラブと

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え? え? あ、あ、あれって? そんなはずない。そんなはずない。 私の見間違いだよね? 何度も見て驚いてる私に、彼女が 『あんたのいとしの君だよ!』 ニヤリと笑った。 え?え?え? な、な、なんで? 挙動不審にあたふたする私を見て、大笑いする彼女が、 『安田くんから、頼まれたの。 やっぱり、あいじゃないとだって!』 親指を立てて、グーとする彼女の笑顔が、だんだん歪んで見える。 『ほら!泣かない!泣くなら、いとしの君の前で泣きなさい!!』 『…う、うん。ありがとう、まい。』 ガコンと観覧車が地上に着くと、急いで、彼の元に走る。
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