キスフレ2nd kiss Vol.15

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「明日も、仕事させてください。 年越しも一人だし、正月も実家に帰らないし、 遊んでくれる友達もいないぐらい寂しい人生送ってるんで」 縋る思いで、上司を見た。 独りぼっちなったら、シクシク泣きそうだ。 「じゃあ、俺んとこで鍋でもするか?」 「へ?いや、明日の仕事の確保だけで十分なんですけど」 「一人なんだろ? 孤独だろ? 俺も独り身だし、せっかくだからな 魚と肉どっちがいい?」 勝手に話は進み始める。 なんだか、一度飲んだあと、 わたしとリーダーとの間に 何か飲みフレンド的な信頼関係でもできたのだろうか? 「あのお。 東雲リーダーと、鍋をつつくなんて、 ひとっことも言ってないですけど」
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