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「あったかいもの食ったほうがいいぞ。
病み上がりは特にな。
鳥スキにするかな。
鳥ガラから出汁とって、ネギたっぷり入れて、
味付けは白みその甘めのヤツ」
「おいしそう....」
「締めはうどんか、ぞうすいか」
「うどんで！」
「じゃあ、鳥スキで決まりだな」
「はい！ってちょっと待ってくださいよ！」
まんまと罠にはまって乗せられた私。
慌ててリーダーを追いかけるが、
「はやくしろ！
スーパーの混む時間にあたると時間かかってたまらん！」
「はい！急ぎます！」
ダッシュで上司を追いかけて、
気づくとリーダーの家の台所で、鍋の準備を手伝っている。
赤いまな板の上で、白ネギがリズミカルに切られていく様子を眺めつつ、
自分の行動を呪った。
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