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あれ?でも。
独り身って彼は言ってたし、実は私と一緒で遠距離とか?
あれ?おかしい。なんだ?この変な感じ?
というより、私、ここにいていいのだろうか?
考え事がどんどんと膨らんでいく中、
鍋の小さな穴から湯気が上がり始めた。
鍋のふたをリーダーがとると、
出来上がった鍋をよそる東雲リーダーの前で、
正座して、待っているだけの私は、
さっそく、盛られた器から透き通ったスープをすすった。
「おいしいいい!
やばい、鳥のだしが、出てて、
白菜とニラがこれまた絶妙に
シャキシャキの歯ごたえで激ウマ!
これは嵌る!」
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