第2章 別れ

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強い妖気を放つ銀色の妖の腕の中に昌浩が抱かれていた。 「えっ、‥‥‥‥‥」 「「「ま、昌浩!!」」」 突然‥‥何が起きたかわからず昌浩は妖の腕の中で意識を無くし、神将達は神気を爆発させた。 「貴様、昌浩を離せ」 「‥‥‥‥‥」 紅蓮は妖に向かって攻撃を仕掛けた。紅蓮の得意な炎の炎蛇は妖の腕の中にいる昌浩までも攻撃する可能生が高いからだ。 妖は、簡単に攻撃を交わし昌浩を落とさないように神将達を攻撃した。 意図も簡単に傷つけられ‥‥‥ 「弱いな‥‥人間に落ちた神ども」 「貴様、ふざけるな!!」 傷つけられながら紅蓮は、神気爆発させ炎蛇放つ、敵の中にいる昌浩を忘れ‥‥ 「騰蛇よせ、昌浩まで‥‥」 「な、‥‥‥」 簡単に交わされ気の塊を喰らった。 「残念だったな。憎き安倍晴明の式神ども‥‥‥‥」 「‥‥ま、まて昌浩返せ!」 「我が愛おしい子は貴様等には渡さない」 「「「「昌浩━━━。」」」 昌浩を抱いたまま姿を消し、神将達の叫び声だけが闇の中に響いた。 手に入れた‥‥‥我が愛おしい子昌浩よ さあ、我が復讐を始めよう。
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