第3章 偽りの記憶

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妖は‥‥‥簡単に殺された。 母親に抱かれていた赤子は‥‥ 大声泣き叫んでいた。 昌浩は、夢の中でこの光景を視ていた。残酷な光景に‥‥‥あり得ない信じられないと思った。知らないうちに涙を流していた。 何で?妖も幸せな家庭があってもいいのに‥‥‥‥ 盗賊達は、赤子を殺さず意識落とさせ、自分達の所に来た老人は、声をけてきた 「うまく、言ったかの~?」 「はい、うまく行きました、━━━様」 昌浩は、盗賊の口から信じられない人の名がでた瞬間、驚愕な顔で固まってしまった。 うそ‥‥‥ だよね‥‥ じい様‥‥‥‥‥‥‥ 暫くすると‥‥‥‥‥ 盗賊達が居なくなった場所に一人の妖が現れ 一つの遺体側に座り込み 「姉さん‥‥‥‥許さない‥‥‥‥絶対に‥‥‥復讐してやる」 ぬくもりがなく冷たくなった遺体を抱きながら哀しみ憎しみの籠った顔で叫んでいた。
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