第3章 偽りの記憶

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昌浩は、自分を抱き締めてくれる人物をみて思った。 (綺麗な妖だな~、凄く落ち着く) 暫くすると昌浩は落ち着きながら自分を抱き締めてくれる妖みながら心の中で呟き。 自分が今‥‥‥置かれてる状況のことを思い出した。 「‥‥‥ここどこ?どうして‥‥‥おれここにいるの?紅蓮達は何処に行ったの?何で俺‥‥貴方といるの?」 首を傾げながら目の前にいる妖に問いかけた。回りみても一緒に居たはずの神将達が居なく目の前に妖と二人しかいないからだ、 「‥‥我が、お前をここに連れて来たからだ。」 「‥‥‥‥えっ」 「我が愛おしい子昌浩、お前をあの憎き安倍晴明達から連れ戻したからここに居るわけだ!」 「‥‥えっ‥‥‥い、今‥‥なんって言った‥‥‥連れ戻し‥‥‥」 突然の言葉に子供は動揺してしまった。
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