第5章 再会

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その日の夜、 「‥‥‥晴明」 「言うな‥‥‥朱雀・天一・天空は邸を頼む、他の者は儂と供にこい!!」 「「「「「御意」」」」」 邸の回り不穏な気配がしたため神将達を指示だし、離魂術を使い邸の外に出た。 「‥‥貴様は‥‥あの時の!!」 目の前に現れたのは、あの日昌浩を連れ去った妖であった。 「ひさしぶりだな!安倍晴明」 「貴様は‥‥‥妖狼?あの時倒したはずじゃ!!」 「貴様!!昌浩はどうした!!」 晴明の前に出た、物の怪は神気を放し本性に戻った。その時、妖の後から別な妖が現れ‥‥‥但し布のを被って顔が見えなかった。 「クスッ、その子なら‥‥‥もういないよ」 「「「なんだと!?」」」 妖の言葉に晴明は固まってしまった。 「ふ、ふざけるなよ‥‥‥貴様━━昌浩をよくも━‥‥‥‥」 「クスックスッ、ねぇ、烟昂?」 「なんだ?砕琉?」 騒ぐ敵を無視し、砕琉は‥‥ 「俺が‥‥‥やるから‥‥手出さないでね!」 呟いた瞬間‥‥‥すぐそばにいた太陰に襲いかかった 「‥‥‥‥なっ‥‥‥キャ━━」 「「「た、太陰!!」」」
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