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暗闇の中、一人歩きながら、子供は
「もっくん‥‥彰子‥‥じい様誰かいないの」
歩いても回りは闇しかなかった。
少年は声かけながら歩くと前方の方に人影があった。
「‥‥‥誰?」
「‥‥会いたかった、昌浩。」
人影は、優しく少年を包むように抱きしめてきた。
「‥‥貴方は誰ですか?どうしで俺の名を」
「昌浩、俺の名は━━━━」
その時、
『ま‥‥まさ‥‥ひ‥‥‥』
誰かが、俺を呼んでいる?
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