50人が本棚に入れています
本棚に追加
/65ページ
数日が立ち‥‥‥‥
「砕琉よ、上手く使える様になったか?」
「‥‥うん、上手く使える様になったよ!ほらみて烟昂!」
烟昂の目の前で、砕琉は、妖浪の狼の姿になってみせた。
「上手く使える様になっておる力も、強くなっておる!」
「‥‥うん、俺、嬉しいよ、漸く好きな烟昂と同じ力使える様になったから!」
「‥‥‥そうか、我も嬉しいぞ、砕琉よ。今夜ゆくぞ!」
砕琉は、人型に戻り、烟昂に抱きついた時言われ、狐にえがいた笑みみせ、
「うん、今度こそ、安倍晴明の命貰う!」
「ああ、その通りだ!」
そのまま、二人は、深い口づけを交わし‥‥‥互いの体を交わしていた。
さあー、憎き晴明よ!お前の大切な後継者は、闇に落ち我の者となったぞ!救えるかな?
最初のコメントを投稿しよう!