第8章 力に目覚め

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数日が立ち‥‥‥‥ 「砕琉よ、上手く使える様になったか?」 「‥‥うん、上手く使える様になったよ!ほらみて烟昂!」 烟昂の目の前で、砕琉は、妖浪の狼の姿になってみせた。 「上手く使える様になっておる力も、強くなっておる!」 「‥‥うん、俺、嬉しいよ、漸く好きな烟昂と同じ力使える様になったから!」 「‥‥‥そうか、我も嬉しいぞ、砕琉よ。今夜ゆくぞ!」 砕琉は、人型に戻り、烟昂に抱きついた時言われ、狐にえがいた笑みみせ、 「うん、今度こそ、安倍晴明の命貰う!」 「ああ、その通りだ!」 そのまま、二人は、深い口づけを交わし‥‥‥互いの体を交わしていた。 さあー、憎き晴明よ!お前の大切な後継者は、闇に落ち我の者となったぞ!救えるかな?
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