第8章 力に目覚め

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その頃、砕琉達は、烟昂達から離れた場所で闘いをくりかえしていた。 「‥‥そんな攻撃で俺に勝てるとも、おもっているわけ?」 「クソッ、いい加減目を覚ませ昌浩!」 「‥‥‥昌浩って誰?俺の名は、砕流だよ!」 紅蓮達の言葉に、首を傾げながら訂正をすると、全員は驚愕に固まった。自分の名が覚えていないようだから。 「‥‥ま、さか?自分の大切な人達のこと覚えて無いのか?」 「俺の大切な人は、‥‥‥咽昂だけだよ!早く倒れてね?」 砕流は、言いなり攻撃を仕掛け、紅蓮達にキズを負わせた。 紅蓮達は、余りにも、速い動きで攻撃をしてくるのに、避けるが、砕流の攻撃は、相手の先までよんだ攻撃だった。 「‥‥‥クッ、ま、昌浩」 「‥‥あのね、いい加減してね?俺の名は、砕流だよ?まあ、いいや今度こそ死んでね!」 砕流は、言うなり自分の持つ剣で紅蓮達を刺した。
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