第9章 助ける方法

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砕流の姿を見て、紅蓮は、固まってしまっていた。自分が守るって決めた子供が妖の姿で目の前にいるからだ。 「‥‥‥なっ、なんでだ!昌浩!」 「‥‥いい加減にしてくれない?俺の名前は、昌浩って名前じゃなく、砕流って名前なんだから、まあいいや、今回は、見逃してあげるよ!」 砕流は、紅蓮達の言葉に、否定し、その場から立ち去る言葉を残し烟昂のもとに向かった。 「ま、待て!昌浩!」 「‥‥追うぞ!」 紅蓮達は、すぐに、砕流を追った。紅蓮達から晴明達のいる場所は、そんなに離れてなかった為、砕流は、烟昂の腕の中にいた。 「‥‥烟昂、疲れたから今日は、帰ろ?」 「‥‥ククッ、そうだな?だが、砕流よ!悪いが先に戻っていてくれ!我は、こやつらに言いたいことがあるからな!」 「‥‥‥‥うん、わかった!」 烟昂の言葉に、納得した砕流は、その場から消えた。 「ま、待て!晴明、我々は、追いかけルからな!」 勾陳は、そう言いながら砕流を追った。 「‥‥わかった、太陰、玄武も行け!」 「うん、わかったわ、いくよ!」 晴明の命令で、太陰は、行きよいよく風を起こし砕流を追った。
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