第9章 助ける方法

3/4
前へ
/65ページ
次へ
「‥‥‥ククッ、安倍晴明よ!良いこと教えてやる!」 「何をだ!」 警戒する晴明に、目もくれず、烟昂は、話始めた。 「あの子供は、我の言葉をすんなり信じり、自らから妖として生きること決めた!」 「‥‥なっ、何だと?!」 「あの子供が望み通りに、記憶を消し、我が、血と肉を与え妖として生まれ変わったのだ!我が一族である妖狼族にな?」 烟昂は、勝ち誇った笑顔で‥‥晴明達は、返す言葉なく、固まってしまった。 あの子が、自らから儂等の敵となり妖として生きることに‥‥‥。 晴明は、絶望的なこと言われ憎しみと怒りがわき‥‥‥‥ 「‥‥‥烟昂よ!そなたをこの場で滅してやる!」 「ククッ、出来るかな?それに、我の話は、終わってないぞ?」 「‥‥もう、終わっておる」 「ククッ、そうか?それならいいが?貴様の大切な後継を助かる方法が一つだけあると言ってもか?」 晴明達が攻撃体制に入っているなか烟昂は、余裕体制で、昌浩の助かる方法があることを敵に言うと、 「「‥‥?!?!?!?!」」 固まってしまった。
/65ページ

最初のコメントを投稿しよう!

50人が本棚に入れています
本棚に追加