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朝餉を食べ、出仕しようとしたら、じい様から今日は物忌みだと言われ自分の部屋で陰陽の本を読むことにした。
「ねぇ、もっくん」
「なんだ、昌浩?」
自分の側で丸くなっている物の怪に声かけ
「あのね、今朝不思議な夢見たんだ。」
「夢だと、‥‥‥陰陽師が見る夢は理由があるぞ」
もっくんは鋭い目付きになった。
「うん‥‥わかっいるよ、でもね優しい男性だったよ」
思い出しながらもっくんに説明をした。もっくんは嫌な顔になったが、とにかく注意するように言われた。
夢の出来事が‥‥‥‥
昌浩にとって‥‥‥‥
別れの瞬間でもあった。
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