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「う、嘘だ! こんなに可愛い子が男な訳あるか!」
「ほ、本当、だよー、ヤ、メ、テ」
思わず肩を掴んでいた手に力が入り、揺すっていたようだ。
「おっと、悪りぃ悪りぃ。ってか、本当に “ 男 ” なのかよ?」
「本当だよー!」
金髪の少年(自称)は頬を膨らませた。
ヤバイ……
その顔、めっちゃ可愛いぞ。
こんなに可愛い子が男の訳あるか!
「俺様じゃ不満なのか?」
「不満とかじゃなくて、僕は男なんだって~」
まだ言い張る少年(自称)。
「証明できるか?」
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
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