紅い顔青い空

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・ ・ ・ 帰る用意も早めに終わったからあいつ待ってる にしても早ない?まだ3時半やで 今から飲みに行くんか…どんなけ酔いたい気分なんやあいつ そうこうしてるうちに楽屋から出てくるの見えたから俺は 「ひなっ」 『んー、お!おったんや 早ない?俺まだ靴履けてへん て、うわっと』 「わっ…いってー!」 今の状況、 俺にまたがる雛の顔が目の前にある ちっか 「痛いわアホ!」 『転けてんもん、ごめんな どくわ』 「ちょっと待って」 あれ?俺なに止めてん 「雛、あのさ」 待てって何言おうとしてんや 「好き」 だから待てや、俺待て 心の中で叫んでる時にはもう遅かった。
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