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蟹座、天秤座を壊滅してから二週間が過ぎたある日の高木家
クロ「殿、奥方?」
典彦「なに?クロ」
美羽「どうしたの?」
クロ「折り入って話があるんじゃが、いいかねぇ?」
典彦「なに?話って」
クロ「おいの彼女の八千代が春からこっちの大学に通うことが決まったんだけど、ここに呼んでもいいかねぇと思って」
典彦「いいよ!ってそれよりクロ彼女いたの!?」
宗平「なんだ?クロ、八千代のこと大将に言っとらんかったのか?」
クロ「言っとらんよ?それに、宗ちゃん彼女おらんし、八千代といちゃつくの見てて辛いやろと思って?」
宗平「いや、俺は構わんし、それに幼馴染みで知っとるだろうが」
美羽「もう付き合って長いの?」
クロ「年長からずっとだからもう13、4年経つかな?」
美羽「好きになってから長いわね~」
クロ「大将と奥方みたいな関係ですからね」
典彦「それでいつ頃ここに来るの?」
クロ「電話では、4月の上旬にはこっちに来るようなこと言っとったけど、まだ暮らす家とかも考えとらんみたいで」
典彦「僕の家はもう空きがないしなぁ・・・」
美羽「私の家で良ければ1部屋空いてるわよ?」
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