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チャラ男「ねぇねぇ彼女~旅行?」
?「誰ね?あんたは」
チャラ男「善良な市民です」
?「ふ~ん、じゃあなんで善良な市民が腰元にメリサケンサックなんかぶら下げとるのかねぇ?」
チャラ男「いや、これはアクセサリーですよ?」
?「粗方、道案内するって言って、頃合いみて、そのメリサケンサックで私を手籠めにして、襲うつもりなんじゃろ?」
?がそう言うとチャラ男の顔色が変わった
チャラ男「分かってんだったら話は早ぇや?市内まで送ってやっから、遊んでくれや?」
?「ええよ?遊んじゃろ、その代わりハンデとしてその腰にぶら下げとるやつ着けぇ?」
チャラ男「はぁ?なめてかかると痛ぇ目に」
?「塚原流古流柔術、飛燕貫突(ひえんかんとつ)!!」
バン!
チャラ男「ぐはぁぁっ!!」
チャラ男がメリケンサックを着けようとした直後、?は素早く相手の懐に潜り込み、鳩尾目掛けて貫手突きをめり込ませ、チャラ男は尻餅を付いた
?「なんね?あたしの不意打ちごときで倒れよってからに?それでもやーは男か?えぇ!?」
チャラ男「ぐっ・・・覚えとけよ!」
チャラ男は鳩尾を押さえながら逃げていった
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