第1章

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Nside それはいつもと変わらない一日でした。五人での冠番組が終わり、今は楽屋に戻っている所です。 今回は早く終わったのでこれからどうしようか後ろの四人(二組の恋人達)は話し込んでます。 A「はぁ~喉乾いた!俺いっちば~ん!」 私も今日はどうしようか、と考えていたところあの藍バカが先に楽屋に入っていきました。 それを追うように皆次々に入っていきます。 本当はそれぞれ個室の楽屋があるんですけど、もう誰かの楽屋に集まるのは恒例化してます(笑) A「あっお茶あったあった!」 S「俺も頂戴」 A「はいよ~」 そういいながら皆仲良くブレイクタイムです。 そのあと自然に番組について皆でお話し中です。この時むやみにお茶を飲むんじゃありませんでした…それも後の祭りですが。 A「でも、ほんとに女優さんて綺麗だよね~」 あっ閏君不安そうに見てますよ!藍バカ! あ~あ拗ねちゃった。ほらあっち行っちゃいましたよ。これはあとで謝りに行くパターンですね。というかここのカップルは毎回そうですが… ところで今日ってこんなに暑かったですかね?さっきはそんなに感じなかったんですけど… 手元のお茶も無くなりそうです。 皆もそうみたいでうっすら汗かいてますし、心なしか顔が赤いです。 A「ねぇそう思うでしょ?抹閏?あれ?あっどうしたの~?」 あっやっと気づいたようですよ。ていうかどうしたのじゃないですよ。 A「ねぇ~抹閏?」 J「っあ///」 A「えっ閏?」 J「あのお茶薬クスリ入ってたんじゃねぇか?もっ無理…///」 S「やっぱり?なんか、カラダが熱い…助けて慧君///」 O「昇くん?大丈夫か!?ニノ!」 N「このまま町に繰り出すのは難しそうですね… 一番近いのは私の家ですしそちらに移動しましょう。」 皆頷くと荷物を纏め始めました。 私はすぐにマネジャーに今日は皆で私の家に行くことを伝え見送りは断りました。いつもより声が震えていませんでしたかね?まあ、にのちゃんですからポーカーフェイスはお得意です。 そんな冗談はさておき急がないとまずいですね…二人の姫がフェロモンだだ漏れでヤバイです。
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