ぼく。
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静かだった僕だけの森。 「さあ、図鑑を返すのだ」 一人で居る事が好きだった僕。 「これは僕の図鑑だってば」 森は賑やかになって。 「ええい、こうなったら」 僕は誰かと過ごす時間が好きになって。 「あああ、こら。またこんなにねぺたみぽぽを降らせて」 大量に降り注ぐねぺたみぽぽ。 緑色の最高傑作さんが、僕の頭の上で楽しそうにゲコゲコ鳴いた。
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