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「――――と、まぁバレちゃってたわけ」
「うっは。超ウケるんですけどーw総長自らお出ましとか」
「黙れ、本焼くぞ」
「ひーwそれだけは勘弁w」
俺の家はちょっと綺麗なアパートの2階の一番奥。
2LDKで不便もなし。風呂もあるし、トイレもある。
たまに生ゴミが泊まりに来るから、そろそろゴミ収集車に引渡そうと思っているところだ。
「あ。なんか今ひどいこと言われた気がするーw」
「気がするだけだろ。てか、匂うからこっち寄るな」
「きゃーw生ゴミ扱いw」
リビングのソファでくつろぐ俺と、その前で漫画を読む生ゴミ。
しかも、また悪趣味な漫画を持って来ている。
生ゴミはどうやら、男同士の恋愛に限りない愛を感じるそうでいつもそういった男同士の恋愛、ボーイズラブとやらの漫画を呼んでいる。
そんなに好きなら、自分が男と恋すればいいじゃないかと言えば、生意気げにそれは違うと言われたことがある。
見てこそ、楽しいのだと。
「んで?ちーちゃん、そのあとどうしたの?」
「とりあえず、顔ムカついてたからヘッドアタックした」
「うひょーwやっぱし強いねーw」
あのヘッドアタックは油断していた志野くんには効果抜群なようで、しばらく痛みに耐えていた。
それで、もう学校には当分行けれないことを悟った俺は早退をして、現在に至るということだ。
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