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全身から怒りのオーラを巻き上げながら、一目で怒っていると分かる表情を向けられて声が裏返りそうになる。
小動物ならストレスで死んでる気がする。
「俺が今言ったこと言ってみ?」
「……えっと」
「シャワー借りるぞ。ったく」
振り向いて風呂場の前まで歩いていくのを見送ってため息をつく。死ぬかと思った。
と思ったらズボンに手をかけている瀬戸くんを見て思わず呼吸が止まりそうになる。ゆっくりと足を引き抜いていくさまはどこぞのエッチなショーみたいだなんて思った俺を誰か殴ってくれないかな!?
「今こそ目を逸らせよ」
トランクス一枚でこっちを見ている瀬戸くんが声をかけてきて、倒れるようにベッドに突っ伏した。
恥ずかしいハズカシイはずかしいいい……!
その間に風呂場のドアが開く音が下から、無事に脱衣を終えてくれたんだろう。
ちょっと残念な気もするけど仕方ないよね男なんだからさ!
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