第1章

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星が降った日。 あの日から私たちの時間は止まっていた。今日ハルに私たちのことを明かそうと決めていた。 ”ねぇ、ハルきいてる?” 問いかけると彼から返事がない。 どうやら寝てしまってらしい。 んじゃ後にしよう。 しかしその後急用が出来たと言ってその場を去ろうとした。 「待ってハル!私たちね、伝えたいことが…」 「あぁ。……今度で聞く。」 その答えと態度に私は腹がたった。 伝えたかった、それだけなのに何故私はあんなことを言ったんだろう。お互い遠回りしてしまった。 けどそれはもう終わり。 ハルーーー私ねーーー。
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