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「だが私は地球の最高神なんだ。私の上には、世界神及び世界を管理する管理神。そして、管理神も世界神も全てを管理する、唯一神がいる」
と、いうことは。唯一神が、社長で管理神が部長。この男、最高神が係長の各リーダーが地球神ってところか。
神様も上下関係があるんだな。やっぱり。
「ここまでは大丈夫かな?」
「はい」
言葉とともに首を上下に降る。最高神はそれを確認して口を開いた。
「次は、あちらとこちらについて話そうか」
おそらくだが、こちらは地球だろう。世界がいくつかある、というような言い回しだったし。まあ、あまり確信のもてないただのかんだから絶対とは言えないが。
「こちらとは、君の住んでいた地球だ」
やはり。では、あちらは?
「そして君がこれから行くあちらとは、魔法が中心の世界エリュシオンだ。君らの言葉を借りるなら、ファンタジーと一言で言えよう」
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