第4話 軍基地にて

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寮に着いた。 「はあーっ」 僕は玄関近くの壁にもたれこみ、静かにため息をついた。 思えば今日一日、いろいろなことをしたなあ・・・ 12年ぶりに訪れたツリー・スクエア。 不思議な魔導少年との出会い。 軍基地。 僕はいつの間にか、今日一日の回想にふけっていた。 「そうだ!!」 僕は手を叩いた。 物語(軍事機密をばらさない程度に)を作ろう! そう決めたのだった。 時刻は11時半をとっくに過ぎていた。 しかし、簡単に話がまとまらず、20分間も構想を練るのに使ってしまった。
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