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????「なるほどな。あれはギルドの依頼書じゃ無かったのか」
?????「だから言ったじゃない。内容をよく見なさいって」
銀髪のポニーテールの青年に、ピンク髪の少女が呆れ顔で応える。
????「アメトリンもガジェットに任せていただろ?」
アメトリン「あ、あれはわたしが返事をする前にガジェットが……!」
隼人「まーまー。来ちまったもんは仕方ないんだし、王様ゲームやってけよ♪」
????「帰る方法も無いようだし、仕方無いな」
アメトリン「……まあ、そうみたいだし。仕方無いわね」
アキ「それより、その“王様ゲーム”ってこんなに大勢でするの? 私、こういうのって初めてで」
2人が納得したのを見計らってから、アキが隼人に質問した。
隼人「いんや、後4人来るはずだぜ?」
ファーナ「だぜ?」
ジャック(……アイツの発言、絶対悪影響だろ)
隼人の真似をするファーナを見て、ジャックは彼女の今後に一抹の不安をこっそり抱いていた。
真衣「あと4人? わー、にぎやかになるね!」
グレ子「今でも充分すぎるくらい賑やかだけどな」
ジャック「ま。2人は大体アイツらだろうけど、な。」
励「アイツら?」
??「あ! もうみんな集まってる!」
ジャック「噂をすれば……」
既に集まっているメンバーが声のした方へ振り向くと、ドアの形に裂かれた空間から4人の少年少女が姿を現した。
せりな「……ちょっと待って。わたし達より随分と安全な移動方法じゃない」
コルティ「確かに……って! クリスさん、いい加減どいてください!」
クリス「え~、どーしよっかなー。プリン買ってきてくれたら考えてあげてもいいけど」
コルティ「買ってきますけど今は無理ですよ!」
不服そうな数人の反応には気づかず、少年達は無事に会場へ到着した。
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