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カズくんは、私の大切な人で
大好きな人
どうしても、この人の将来を傷付けたくない
私が、彼の未来を無茶苦茶にしてしまう、っていうなら。
その為に――消えてしまえば
それが最良なら、って
そうとしか考えれなかった
でも、その為に。
この芽生えた尊い命を消し去るなんてもう考えれないし――その迷いの狭間に、答えが見つかるはずもなくて
どうにか、何かないか、って考えるのに
私一人では、無力すぎていい案なんかでない
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