第1章

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ーーーーーーーー… ーーーー… ーーー… ひゅーーーーーーーーーー……。 すたっ  スタッ  SUTA ↑着地成功。 べちゃ… ↑着地失敗。 1番最初に降りたのは伊澤菜子。 アニメが大好きで4人の中では1番丁寧で器用。時々お姉さん的になる。 2番目に降りたのは藤咲未華。 アニメが大好きで4人の中では1番ボーイッシュ。あとスポーツ万能。 3番目に降りたのは近田沙穂。 歌うの大好きで4人の中では1番家事が得意。あと、お調子者。 そして最後に降ってきたのは杉山日々希。 少女漫画が大好きで、ちょーが付くほどの乙女人。4人の中では1番天然。あと、バカ。 現在は菜子と沙穂に殴られた為気絶中。 未「ここどこ?」 菜「えっと…村、かな?」 沙「そりゃ私でも分かるよーん♪」 未「何か時代がまざってるみたいだなぁ…」 目の前には世界史の教科書に出てくるような古い光景が広がっている。 そんな事を考えていると4人の近くに、おそらくここの村人だろうと思われる人々が集まって来た。 ザワザワ…ザワザワ… 沙「ねぇ…私達もしかしなくても、めっちゃ注目されてる?」 菜「注目っていうか不審者を見る様な目だよね」 未「ヤバそう、この感じ…」 村人達の視線が痛い程刺さる。やがて村人の1人が口を開いた。 村1「お前ら、よそ者か!?どこから来た!?」 未菜沙「「「ーーー…異世界?」」」 村2「…はぁ!?嘘をつくんじゃないっ!」 そんな村人の大きな声で日々希が目を覚ました。 日「うぅ…ぜ、全身痛いーーって!?何、何で囲まれてんの!?てか、ここどこ!?」 未菜沙「「「………」」」 3人は何と説明しようかと迷った。そして、そのまま放置。 村人達は、これ以上聞いても無駄だと思ったのだろう。村長を呼びに行ったらしい。
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