第1章

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4人の迫力が凄すぎてキノコ達は思わず一歩退いてしまっていた。次にもぅ一度怒りをあらわにして、いつもと違う雰囲気の菜子と未華が尋ねた。 菜「だからぁ、なんて言ったかって聞いてるんだけど」 未「聞こえてんだろ、くそキノコ」 キノコ達は小さな声で、はい……と言ってしどろもどろに答える。 キ1「い、異世界に落とされるなんてバ、バカな奴らだ。って言いま…し、た…」 もうキノコ達は逃げ腰だ。沙穂達の言う事を素直に聞いてしまっている。 そしてついに4人の怒りは頂点に達し爆発した。 直後、哀れなキノコ達には剣や短槍、弓矢などが突き刺さった。 実は剣で刺したのは未華ではなく日々希で、未華は素手でキノコ達をぶん殴っている。 意外かもしれないが未華は喧嘩が強い。その為なにも武器を持っていない日々希に剣を譲り自分は素手で応戦しているのだ。 そこで沙穂が口を開いた。 沙「なめんな、くそキノコっ!」 ゴキッ バキッ グチャ… 口調が変わる。今は裏の顔のようだ。 その頃、日々希は隅っこで剣を持って固まっている。 すると菜子が日々希にすかさず突っ込む。 菜「日々希なに隅っこで剣持って固まってんの!?戦えよーっ」 日「だっ、だって怖いし、きもいしっ!」 そう日々希が言った直後、沙穂(裏)がキレた。 沙「……だょ…っ」 未菜日「「「え?」」」 沙「こんなちっこいクソキノコにビビってどーすんだよっ。このヘタレ!」 鬼のような形相で沙穂が言い放った。 日「ご、ごごごごめんーっ!」 平謝りをする日々希。 沙「ごめんで済んだら警察いらねぇよ!世の中そんな甘くねぇっ」 日「ご、ごめんー」 しゅんと子犬が怒られた時のようになってしまう日々希。 沙「よし、今度からは戦えよ?」 日「う、うんっ」 沙穂は世の中甘くないと言っていたが本人の性格は、すごく甘い。 菜「今度はできるんだよね、日々希?」 にっこりと笑って…いや、目は笑っていないが…菜子が聞く。 日「う、うんっ!」 そうは言ったが彼女にできるのだろうか?いや…絶対に無理だろう。 そしてなんだかんだ言いながら、あのキノコの大群をやっつけてしまった。(ほとんど未華がやりました)
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