第1章

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綾斗「水族館…?」 竜介「…」 … … ワクワクしてしまう自分がここにいる はしゃいじゃダメだ はしゃいじゃダメだ はしゃいじゃダメだ 水族館は昔から好きだ。イルカやサメ、魚達を見ているとなぜか落ち着くし、ずっと眺めていられる。 綾斗「ね、」 竜介「…?」 綾斗「水族館…てさ、なんか本当にデートみたいだね(笑)」 複雑そうな顔… そ、そんな困らせるつもりはないんだけど…冗談だよ?(汗)さっきのこともあるし…タイムリーだったかな… ごめん… 竜介「みたい……ないんだが…」 綾斗「ん?」 竜介の声が小さくて聞き取れなかった。 な、なんて言ったんだろ… 建物の前で入場チケットを買い、中に入ると、暖房が程よく聞いていてとても快適だった。 冬ということもあり、館内は滅茶苦茶人が多いという訳でもない。 しかし、祝日ということもあり、親子連れは多い気がする…もちろんカップルもちらほら… 幸せオーラが… フッ 跳ね返してやんよ! こっちこいよ!跳ね返してやんよ! 防御シールド展開! ★★★★★ まず目に入るのが「ふれあいコーナー」…これは触れ合わなければいけない!ヒトデに触らなきゃ負けだと思う。
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