第1章

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「なによ。」 せっかくの龍とのデートだったのに・・ ちょいと、泣きそうだわ。 「おい。」 そう、龍雅が言った瞬間、私のほうに飛んできた。 えっ!?私はあおむけ。龍雅はわたしの上に乗ってる。 この姿勢は・・死ぬ! 「楽しいか・・。俺のこと忘れやがって!」 顔近い。顔近い。 その時、 龍雅と私の顔の距離は1ミリもない。 そう。龍に続き2どめのキスだった。 「好・・き・だ」 は?なんで? とにかく、この格好では龍に見られたときやばい。 けど、龍雅の力は大きい。そして、私の体をさわり始める 「俺のこと忘れて楽しいか・・・」 龍雅がつぶやく。 は? もうやだ。私はガチの力で龍雅をはらいのける。 「なんなのよぉ・・」 私は乱れた服をもどそうとした。 うっ・・・私はまた龍雅に抱かれる。 なんなの? 「沙羅っ」 あっ!龍だ・・ やだ。見られたくない。 「龍・・ちがうの・・!」  私は、いう。 「わかってるよ・・大丈夫だから。」 ふぅ。よかったぁ。 龍に勘違いされなくてすむ・・ そう思った瞬間! 「龍雅様!」 召使いか・・ あっ!逃げなきゃ・・ わたしは龍雅と一緒に走った。 はぁ・・せっかくのデートが・・
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