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アタシは溜め息をつくと再度、部屋を見渡し右手を かざしながら円を描くように回った。
「流石、リサ!」
リンが絶賛する。
ドス黒く汚かった部屋は見違えるような綺麗な部屋になった。
「これしき、朝飯前だよ」
ん?
やっぱりアタシ古いな………。
本当に17歳か?
あれ18歳だっけ?
自分の年齢も忘れる程、日々が多忙なのか?
「リサ!」
あ、リン居たんだっけ!
「また、マイワールドに入ってたでしょ?」
「ごめん、ごめん」
「来たよ」
リンが言う終ると直後にドアがノックされた。
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