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恐る恐るドアが静かに開いた。
(若造か………。)
(くだらニャい会話になりそうだよ)
(だね)
入って来た若い男は、安堵した様な少し驚いた様子だった。
ガチャリ
ドアに鍵が掛かった。
シンが閉めたのだ。
「いやー。
女とは驚いたなぁ~。はは!
俺、厳つい男を想像してたんすよー!」
と、言いながら手を頭の後ろに持っていき掻いた。
「何か、ご不満でも?」
アタシは首を傾げて見せた。
「いやいや
とんでもない!」
今度は両手を振る。
(目障りなオーバーリアクションだな)
(早く食べたいよ~)
(待ってよ。リン
チョットくらい からかってもいいでしょ?わざわざ来たんだから)
(ニャーい♪)
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