森の主

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「さっきの話の続きだけどさ!」 「なになに?」 「まだ続きがあるの?」 夕飯を食べ終わり、食器を片付けてから下の子がさっきの続きを話し始めた。 「あの森のぬしが現れたんだ」 「…手合わせは午前中」 「冒険は午後だよ」 みんな?マークを浮かべてるのを察して他の二名が補足する。 …三つ子か。 こいつら歳が近いからかめっちゃ仲良いよな…それこそ三つ子みたいに。 因みに…一人だけ歳が一つ違うけど、本人の希望で小学校は三人同時に入る事にしたらしい。 遅生まれ的なアレにしとけば出来るだろうって考えね。 「うそ…!で、どうしたの!?」 「当然逃げたんだよね!?」 「もうダメかと思ったんだけど…おとーさんがね、倒したんだよ!」 「…カッコ良かった」 メイド達とモグモグご飯食べてる俺に子供達が全員注目した。 「この漬物美味いな」 「自家製でございます」 俺は子供達の視線を無視してご飯を食べ進める。
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