たとえ国を敵に回しても~

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ライナがどんどん敵兵を倒すのを見つつ、俺もアクションに移す。 「我、風の精にねが…!?」 「魔術師諸君、相手は俺だぜ?」 詠唱中の魔術師の喉元を剣で突き刺す。 ライナは甘いからただ気絶させてるだけだろうが、俺は違う。 「な…!?」 「ぎゃ!」 「う…うわぁ!…ぐげっ!」 詠唱をしようがしまいが魔術師を片っ端から殺す。 まあ片っ端と言ってもこの中には15人ほどしかいないだろうけど。 「終わりか…」 俺は10分も経たない間に魔術師の格好をしてる奴らを全員倒した。 あっちの方はライナが一人で奮戦してるようだ。 俺の所にくる奴は皆殺しにしてるけどな。
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