たとえ国を敵に回しても~

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「俺も行くか」 ライナを相手にしてる奴らの首を後ろから撥ね飛ばしていく。 「な…!?」 「雑魚共はアレだ…仕える相手を間違えたな」 「おのれ!」 「スキだらけだ!」 俺に意識が向けばライナが、ライナに意識が向けば俺が、敵兵のスキを狙って攻撃する。 これぞ親子のチームプレーだぜ。 30分もすれば1000人の国軍は5人まで減った。 その5人も三分でお陀仏。 残るは国軍を率いてた餓鬼のみ。 「う…うそだ…!こんな事が…」 「父さん、こいつどうする?」 「ほっとけ、それより帰るぞ…もう眠い」 「確かに…じゃあ帰ろうか」 ライナと俺は別荘に向かって歩き…後始末をしてない事に気づく。 「あー…ライナ、俺は後始末するから先に帰ってろ」 「え?」 「なんだ?お前がやってくれるのか?」 「父さん、お休み!」 ライナは聞くや否やダッシュで別荘へ戻った。
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