たとえ国を敵に回しても~

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「もう日付変わってるなぁ…そろそろ寝た方がいいんじゃないか?」 明日…いや、もう今日か。 今日の朝には子供達を訓練させないといけないんだよな。 あと数時間しか睡眠時間が取れないけど大丈夫なのか…? 「そうですね…じゃあ失礼して、お先にお休みいたします」 「おう、いつも朝早くから子供達の面倒見てるのに…こんな夜中まで付き合わさせてゴメンな」 「いえいえ、今の私共にとってはお仕えするのが喜びとなってますので、お気に為さらないて下さい」 「そう言ってくれると俺も助かるよ、お休み」 もっと他に生き方があると思うんだけどなぁ。 あんだけ美人でスタイルも性格も良ければ、引く手数多だろうに… 子供達もメイド達も俺には勿体無い。 釣り合わないと言う意味では猫に小判、豚に真珠と言う言葉に近いな。 因みにメイド達は一回死んでいるが、実は普通の人間となんら変わらない生活を送る事もできる。
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