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「材料も魔界で集めるか」
「そうですね、私もそれが良いと思います」
「あとはどんな剣を作るか、だ」
「最も重要な部分ですね…一応、他のメイド達にもアイディアを考えてもらいましょう」
そう言ってメイドは他の6人のメイドの所に向かう。
「うーん…どんなのがいいかなー?」
とりあえず頭をひねって考えてみる。
…斬れ味は愚問、強度も愚問、硬度も愚問…
やべえ、どうしよう…こういう時に限ってありきたりな事しか思い浮かばねぇ。
「止め、あとで考えよ」
早速行き詰まったため、考えを一旦放棄した。
そして子供達も寝静まった夜。
リビングでメイド達とテーブルを囲んで会議を開く。
議題は『主人公に相応しい武器とは』
様々な意見が飛び交い、日付が変わる頃…ようやく会議は終了。
結論は『斬った相手の魔力を吸い取り、自分に還元する剣』になった。
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