第1章

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〈西島side〉 家についたのは良いものみんなびしょ濡れになっていた。 このままだと風邪を引くため取りあえず家の中に入れた。 西マ「お帰りー!あらまぁ、どーしたの?」 母さんに説明をするとみんなにタオルを渡した。 リビングに案内すると行き慣れている日高と真司郎はソファーにドカッと座った。 一方、宇野ちゃんと千晃はどうすればいいか分からないらしく2人で顔を見合わせていた。 西「いいよ。座って。」 そう言うと俺の顔を見てまた2人で顔を合わせて近くにあった3人用のソファーに座った。 母さんが温かいお茶を持ってくると机の前に座ってこう言った。 西マ「まだ降ってるから泊まってたら?」 日「賛成!!」 何回も泊まっている日高はすぐに賛成した。 與「俺もー!」 真司郎も賛成をした。 けどさ、男と一緒にお泊まりなんて女子は嫌でしょ? 千「いいんですか…?」 え? 良いのかよぉぉぉぉー! 西マ「もちろんよー。」 じゃあ。と言いながら千晃はソファーに座り直した。 宇「あたしは…。いっかな…。」 えっ!? 西千日「ダメッ!!!!!」 なぜか3人で叫んだ。 真司郎は目をパチクリしている。 宇野ちゃんは口が開いている。 宇「で、電話しまーす…。」 俺達の迫力にやられたのかバッグから携帯を出して廊下に出ていった。
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