第1章

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〈宇野side〉 3人の目線に耐えきれなくなり、携帯を持って廊下に出た。 宇「はぁ…。」 すぐにお母さんに電話をかける。 宇マ「んー?どしたの?」 宇「今日、友達の家に泊まっていい?」 ほんとは電話はしたくなかった。 あたしの家は凄く厳しい。 その原因はお父さんだ。 お父さんはアパレル会社の社長。その分凄く厳しいのだ。 宇マ「いいよ?」 宇「え?なんで!?」 宇マ「お父さんいないの。だからいいよー。」 お父さんに比べてお母さんは温厚。 宇「じゃあ、泊まってく…。バイバイ。」 やったぁー! 初めてだよ! 人の家に泊まるなんて! なんか、子供みたい…。
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