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〈西島side〉
制服の襟を治していると下から声がした。
西マ「たかー!日高君と與君来てるよー!」
相変わらず声が大きい…。
そんなのを余所に階段を下りたらすぐ玄関なため、すぐに2人の姿は見えた。
日「おはよ。にっしま!」
朝から元気なのは日高光啓。
おちゃらけて見えるけど成績は結構いい方。
與「はよ。いくで」
関西弁で日高とは対照的に冷たい態度なのは與真司郎。
親が関西出身のため、関西弁が抜けないらしい。
日「早く行こ!可愛い女の子取られちゃう。」
そんな、日高にため息がでる。
なぜ、頭が良いか理解しがたい。
今日は入学式。
俺達の心の目標は彼女作る!
まぁ、理想が、高過ぎかな…?
真司郎は中学時代は告白が途切れなかった。
しかし、告白を受けたことは1回もなかった。
女の子は苦手らしい…。
日高は女の子に凄く優しく好かれすい。
日「同じクラスがいいなっ」
登校中に日高がポツリと言った。
與「どーでもいいわ。」
真司郎は冷たくいい放った。
西「なにー?真司郎くーん!照れちゃっ「そんなわけないやろ!」
真司郎は真顔で俺を叩いた。
日「同じクラス!よろしくな!」
学校に着き、すぐにクラス表を見ると3人とも同じクラスだった。
さっそく記念写真!
女々しいけどこれが毎年の決まりだから。
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