序章:その子供は、想う。

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 僕は、ずっと一人だった。  僕だけ、考えている事が違った。  誰とも、分かり合えなかった。  誰とも、友達にはなれなかった。  それでも、思いは変わらなかった。  それだけは、誰にも譲らなかった。  それが、あんな事になるなんて。  それから、あんなにも変わるなんて。  僕は、思ってもいなかった。  思えるはずが、なかったーー
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