高校1年 秋

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 浩介の隣。  凄い久し振り。  浩介の横顔。  ちょっとだけ大人になったような気もするけど変わらない。  あ、もしかして、ちょっと身長伸びた?  話したい事は一杯あるけど、今は浩介の横にいられるだけで満足。  胸が、いっぱい。 「悪いな、歩かせて」 「ううん、大丈夫。何処まで行くの?」 「この先の公園。知ってるだろ?」  そんな事を話しながら、緩やかな坂道を登る。  確かこの先は、立派な銀杏の木がある事で有名な坂之上公園。
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