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三日後。
ノーデン国領、西側。
「あー、あっつい……」
「暑いですねぇ」
「気分も落ちてる分余計にダルいっス」
彡(=+)(=+)「しゃーない。錬金術師のジッジが蒸発するなんて予想できんやろ」
そーなんだよなぁ。
宴会終わって耄碌ジジイのことろ行ったら弟子の兄弟がワタワタしてて。
師匠がどこかに行っちゃいましたー!ですって。
本気で殺意が沸いた。
しゃーなし、発光する少女を探したら棄てられた大人用の人形(意味深)に発光する虫が巣を作ってただけだったし。
ふふっ、もうね、何なん?
ジジイもね?全部隊を投入して捜索しました。
そしたら西側の関所で目撃者が。見事国を出たジジイであった。
となるとノーデンに留まる意味もなく、地下の空気清浄機等の後処理を済ませ、国を出たのでした。
手足ぶち抜いて達磨にしてでもノーデンに連れ帰ってやる。
「チッ,糞が」
「まあまあ落ち着けツバサ。目的の物は2つも手に入ったんだろう?」
「レーダーだとあの錬金釜はシロっス。つまり鍵じゃない。でも先日はちゃんと反応してたっスよ」
「つまり、あのお爺ちゃんが持ってるってことですか?」
「知らんな。あのジジイは半殺しにする。これは確定事項な」
「でっていうwwwwwwwwwジジイ死すべし慈悲はない」
「……隊長、レーダーを」
「次は遥か西、砂漠を抜けた先にあるシャガイ帝国っスね」
「え?ジェ〇イ?」
彡(=+)(=+)「May the Force be with you」
「I am your fatherっていうwwwwww」
お前らよく知ってんなwwww
「シャガイっスよシャガイ。まあ色々とヤバい国っス。鎖国してるし。なんか内戦一歩前みたいな感じって聞いてるっスよ」
「えぇ……?(困惑)」
「あっ、私聞いたことあります!なんでも暗殺の達人が集団で国の上層部の首を狙ってるって!」
誰々が斬りそうな国やな……
「まずは入国して自由に動けるかが問題となりそうだな」
「めんどくせぇなぁ関所の守衛の頭ぶち抜けばよくねぇ?」
「おいスパルタン」
「あながち駄目とは言えないんスよねぇ。シャガイの場合は」
ほう?
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