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「俺はスパルタンだぜ?やろうと思ったらアンタの余生をブタ箱定住生活にすることもできる。なんで金が必要なのかは知ったこっちゃねぇが、相手は選ぶこったな」
「ヒッ、す、スパルタン……!」
「さ、臭い飯食いたくなかったらパクったもん返しな」
「い、いいのか……?スパルタンがこの帝都にいて只ですむとでも?」
「お前が喋らなきゃいい話だろが。もしリークしてみろ。俺が投獄されようが処刑されようが必ずお前を見つけ出し、〇〇〇〇して〇〇〇〇して〇〇〇〇を〇〇〇してやる。いいな?」
「わ、分かった!誰にも言わねぇ!」
「姐さん。私怖いです。帝都も、伍長さんも」
「ああいう大人にならないようにしよう」
風評被害がマッハなんですが。
「よーし、財布を死守しろ。全員が敵だ。髪の毛1本も触れさせるな。親切は全て断れ。奴らは狂ってる。捕まったら死ぬと思え」
「そこまでっスかね」
「親切と称して旅人を屋敷に招き、薬を盛って眠らせ、拷問にかけて楽しむ畜生もこの世には存在すんだよ」
彡(=+)(=+)「ヒエッ、怖杉内」
「信頼できる宿を取ろう。観光案内には俺一人で行く」
で、宿を取りました。見下されてた感が否めなかったのでイラッとしたけどね。
そして宿の部屋。
「よーし、じゃあ情報収集とまいりますかね」
「皇帝補佐大臣についてっスね」
「後はこの国の情勢と鍵持ちについてだな」
「じゃあ始めるっスね」
俺も出てみるか。
はい、大方聞くことは聞いた感じ。
ここの人間は嘗めてる。相当に嘗めてる。いちいち賄賂を要求してきやがる。
腐ってるね。身なりがいい奴ほどその傾向があるな。
仕方なく銀貨を渡したけどさぁ。
得られた情報がショボいんだこれが。
戦争の準備をしている。
各地から猛者を募っていてジェノスさんがマジっべー。
なんか暗殺者が大臣狙ってるけど大丈夫っしょ。
この勢いで王国もアマヤも粉砕だぜ!
皇帝補佐大臣様ばんじゃーい。
やっぱ大臣じゃないか(憤慨)。
今日の夜から第五部隊を投入して城の方の情報を集めるか。
俺自信も潜るとしますかね。
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