第一話 蜃気楼

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「お判りになりましたね。そう、店の中で撮りました」 「何でこんなことを・・・」 亜紀はやっと声が出た。 「良い質問ですね」 マスターは相変らず笑顔だ。 亜紀はマスターのつぎの言葉を待った。 「趣味ですね。たまたま、 私と友香里さんが同じ性癖を 持っていたってことです」 亜紀は返す言葉を探したが、思いつかなかった。
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